ママの作ったごはんを、喜んで食べる子供の姿を見ると
しあわせな気持ちになりますよね。
あれは、親子間でエネルギー循環が起きているひとつの例です。
お母さんは子供に手料理でエネルギーを送ります。
すると、子供は口の周りをベチャベチャにしながら
美味しそぉ~~~な笑顔で、お母さんにエネルギーを送り返してくれます。
あの夢中でほおばる姿が見たいあまり、母は
『また美味しいもの作ろ!』
と、やる気になります。
逆に、一生懸命作った料理がイマイチで
子供があんまり食べてくれなかった時は・・・
ションボリして、なんだかやる気を無くしてしまいます。
エネルギーを注いだつもりだったのに
一方通行で返ってこない時。
けっこうあります。
でもそういう時って、よく振り返ってみると、
手抜きしてたり、忙しいからとテキトーに作ってしまっていたり。
私自身、気持ちが入っていないことが多いんですよね。
いつも気持ちを込めて、
母のエネルギーがちゃんと入った料理を作ろう!
と思うのですが、けっこう難しいことも多いです。
だって、本当に時間って限られているから。
料理って、その前後だけでも相当な時間を費やしますよね。
メニューを考えて、食材を買いに行き、料理して、食べて、後片付けして。。。
専業主婦でも大変なのに、仕事していたらまず無理です。
毎日毎日、時間と手間暇かけて食事を作るなんてことは。
きちんと手作りして、しかも栄養満点で、安心安全で、
子供が喜んで食べてくれるものが理想。
でも、実際にはできない。
となると、どうするか・・・
時間はかけないで、愛情はこめる。
できることとできないことを、きちんと分けて考えることが必要になってきます。
一番よくないのは、時間がないからと、愛情もこめられなくなってしまうこと。
料理をつくるのがストレスになり、楽しめなくなってしまうことです。
私の場合は、そこに陥りそうだったので、
シンプルに考えて、料理もシンプルになっていきました。
例えば野菜は焼くだけ、蒸すだけ、茹でるだけ、とか。
それでも、素材そのものがよければ美味しく頂けます。
我が家は自然農法の野菜を取り寄せているので、素材本来の味がしっかりあって、
ジャガイモとか、ほうれん草とか、味付けがシンプルでも、子供や夫には大好評です。
でも、さすがにそれが毎日続くとなると、話は別です。
メインにもならないし、私は別に良いのですが、子供や夫は満足しない。
という訳で、
・良質な水と調味料、安全な食材で栄養満点
・時間があまりかからない
・子供(夫も)が喜んで食べてくれる
この3点を満たしてくれるレシピが我が家にとっては重要なのです。
気がつくとルーティンになってしまうので、新しいメニューもマイレシピに加えていきたいなぁ・・・
と、考えていたところ、あるメニューを思い出しました。
大阪と京都の境目に『社員食堂ゆにわ』というレストランがあり、
そこの日替わり定食でおばんざい丼というメニューがあります。
↓コレです。
具材がいろいろ乗っかった丼ものなのですが、
あれはいいかもしれない。
日持ちするものを作り置きしておき、その日の気分で乗せるものを変えれば
わりと飽きないかも?
ただ、ペン父が嫌いな納豆とか、ペン太が嫌いな生野菜類は食べてくれないと思うので
家族全員、違うものが乗ってる丼ぶりになるかもしれません。
でも、試してみる価値はありそうですね。
それから、私の『食』に対する意識を変えてくれた
『家庭の運気がどんどん高まる、ごはんの魔法』
という本をご紹介します。
私はこの本を読み、実際に著者の作ってくれた料理を何度も食べに行って、食に対する考え方がガラリと変わりました。
『運を呼び込む 神様ごはん』
最後の章に書かれている文を引用します。
食べ方を変えれば、生き方が変わる。
なにかにつけて、がんばりすぎてしまう。
言いたいことを我慢してしまう。
お金のことでつねに不安を感じ、将来のことを心配してしまう。
そんなふうに苦しんでいる人の多くは、
どうしていいかわからず、
いろんな人に答えを求めたり、
買い物や飲酒でストレスを発散したり、
見栄を張ってみたりして、
日々をなんとか、やりすごそうとしているようです。
でも、本当はもっとシンプル。
食生活さえ変えれば、人は簡単にしあわせになれるからです。
ちゃんとした食べ物さえ食べていれば、
自然に好きな人といようとしますし、
好きな場所で、好きなことをやろうとしますし、
いつも等身大の自分でいられます。
わざわざ見栄を張ったり、
ストレスを発散するために、お金を使うこともしません。
“ちゃんとした食べ物”といっても、
それは好きなものや、珍しいもの、
高価なものばかりではありません。
たとえば、炊きたてのごはんと、
お味噌汁と、お漬物だけの質素な食事でも十分です。
せめて水と塩、砂糖、味噌、醤油だけでも、
いいものをそろえて、思いっきり感謝して、心をこめて丁寧に料理する。
そうすれば、三ツ星レストランにも劣らぬほどおいしくて、
食べただけでしあわせになるような、まさに「神様のごはん」になるのです。
~『運を呼び込む 神様ごはん』より引用~
『運を呼び込む 神様ごはん』